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代表取締役社長
永田 晋平

バイク屋に
新しい風を吹かせる

大正時代から続くバイク屋として、どのように走り続けてきたのでしょうか

私は、2013年に4代目の代表として就任したのですが、当時はとにかく台数を販売することに注力していて、時代としても売上第一主義の時代が続いていました。就任してからも順調に売上台数を伸ばし、2018年度には「ホンダ2輪販売台数 全国10位」を獲得しました。
しかし、コロナウイルスによりメーカーからの供給が減少。販売台数を上げていくことが難しくなりました。そこで、バイクの販売以外のところに注力しようと、今まで二の次となってしまっていた接客とアフターサービスに着目し、付加価値をつけることを目指し始めたのです。安く多くのバイクを売ることよりも、来てもらったお客様にファンになってもらい確実に縁を繋いでいく。そうすることで、今までバイク業界であたり前には存在しなかった「気持ちの良いサービス」を提供できる新しいバイク屋を実現しようと日々取り組んでいます。

業界の従来のやり方を変えていくことは、大変だったのではないでしょうか

過去にも、販売台数ではなく顧客満足度を上げていく体制は理想にしていました。しかし、実際に新しい体制に変えていくことは簡単ではなく、中々実現できていませんでした。そんな中、新しい風を吹かせてくれたのが今のスタッフたちです。昔から一般的とされてきたバイク屋のかたちに囚われない、新しいスタッフが加わったことで、良い方向に変えていくことができました。
今では「ちょっと高いけど、ここで買いたい」と言ってくださる方も増え、私たちが目標にしているファンづくりが、かたちになってきているように思います。

スタッフの採用が重要ということですが、どんな方が向いているのでしょうか

私たちは、新しいかたちのバイク屋を目指しています。そのうえで必要なことは、まず第一に、お客様に好かれる人であること。会社の売上になる人も大事ですが、気づいたらずっと話してしまうような、また足を運びたいと思えるような、人に好かれる人であることを基準にしています。
人の雰囲気って、第一印象でなんとなく分かると思うんです。採用面接時の印象と、実際の接客時にお客様が受ける印象は、きっと同じだと思います。第一印象が明るく楽しそうな方だと、一緒に会社を盛り上げていくイメージがつきますね。

オートプラザの良いところは何ですか

やはり、ここ数年で接客の質が圧倒的に向上したところですね。それを数字に繋げていく力もあり、会社としての成長に繋がっています。
また、営業や事務など、役割分担をしてそれぞれの得意なことを伸ばしていける人員配置をしているところもポイントですね。一般的にバイク屋はスタッフが少ないことが多く、そうなると営業も修理も事務も全部1人でしなければいけません。それに比べてオートプラザはスタッフも多いため、それぞれの良いところを延ばせる業務を担当できる環境があります。そちらの方が本人にとっても成長がはやく、やりがいを感じられると思いますし、会社としても売上を伸ばしていける。お互いにとって良いところだと思います。

今後の目標はありますか

地域で1番のバイク屋を目指しています。お客様が困ったとき、ちょっと相談してみたいと思ったときに、気軽に立ち寄りたくなるようなバイク屋でありたいと思います。バイクはしっかりメンテナンスをおこなえば長く乗ってもらえるので、定期的に足を運んでいただき、長く大切に乗ってもらえたら嬉しいです。
また、安く多く販売していた頃よりも、接客やアフターサービスに注力しオートプラザとしての付加価値を求めていく今の体制の方が利益率も高く、スタッフのモチベーションも上がっていくと思います。バイク屋に新しい風を吹かすことで、お客様にとってもスタッフにとっても良い会社であり続けたいと思います。

Interview
person of auto plaza
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One day


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